僕はまんちん

モラトリアム期間満喫中。大学三回生

市民プールは市民プール


毎晩ブログの記事を更新することを心掛けてきましたが昨晩はそれどころではございませんでした。

昨日は水着ギャル見たさに高校時代の友人である性欲魔人ことM崎とプールへ行ってきました。

ぼく「入場料を払い東京の大きなプールへ行きますか?それとも近さを優先して地元の市民プールへ行きますか?」

M崎「地元ギャル狙いで市民プールへ行きましょう」

とメールで決め、地元の駅で待ち合わせ。久しぶりに会う彼はロングヘアーにぼさぼさの髭、イエスキリストの様になっておりました。

ぼく「改宗したのですか?」

M崎「やめろ!俺は変わらず創価二世だ。これはキリストリスペクトではなくワイルド系を目指しているのだ」

M崎はネットでよく話題にあがる某宗教の二世なのです。高校時代はそれをいじられ涙目になっていたこともありましたが、親の厚意に応えるためにも自分の通っている大学を周囲の人間に隠しながら頑張っているハートの強い男の子なのでございます。

我々は性欲がいくばしか強い方ですが、それを垂れ流すような野蛮人でなく紳士でございます。紳士たるもの攻を焦ってはいけません、プールへ行きたい気持ちを抑え抑え、熟成させて乗り込むのです。最初は喫茶店に入りコンセントレーションを高めることに決めました。

M崎「っんとっし、じめてのギャゥっからんちょーべぇ」

ぼく「何言ってるのか、一言もわかりません。相変わらず変な話し方だなお前は」

M崎「一言ぐらい聞き取れたろ」

ぼく「わかるわけないでしょう」

M崎君は高身長でオラオラした見た目をしていながら挙動不審かつぼそぼそと話す人なのです。彼曰く「今年初めて水着ギャルを見るから緊張やべえ」と言ったようですが、その余りの興奮から彼特有の気持ち悪い話し方が最高潮に達したようです。互いの近況報告やネットで出回る水着ギャルの画像を眺めて1時間が経過し、精神を極限まで研ぎ澄ました我々は喫茶店を後にし市民プールへと目指します。市民プールと言えど侮る事なかれ、ここの市民プールはウォータースライダーが二つ、流れるプールに浅いプール、深いプールと様々にある大きな市民プールでございます。25mレーンが幾つかあり、そこを爺婆が健康のために歩き回っているような市民プールとワケが違います。






結論から言うと親子連れしかおりませんでした。

M崎「…」

M崎君が本当に悲しそうな表情をしていて居た堪れなくなりました。

ぼく「…帰りますか?」

M崎「いや、まだ午前中。午後になればギャルがくるはず。それまでは身体を焼く」

確かにギャルが早起きをしてプールにくると言うことは考え辛い、きっと昨晩大酒を浴びてたくさんの男どもを侍らせていたわけで、ゆっくり寝てから午後に遊びへ出るのでしょう。信じて待ちましたが結局ギャルは現れませんでした。

M崎「…」

仕方無しに我々は若奥様を眺め、はしゃぎ回る女児の数年後をイマジンして楽しもうとしましたが、不完全燃焼で今回のプール探訪を終えました。精一杯楽しもうとしてこんな写真を撮ったりして見たものの、むしろ哀愁が漂うだけでございました
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この後M崎と別れ夜は酒を飲みに出かけたのですがそちらも長い話になりますのでまたの機会に。それではごきげんよう