僕はまんちん

モラトリアム期間満喫中。大学三回生

前世はきっと日本刀


「立教大学で虫が大量発生している!助けてくれ!」

との一報を受け、殺虫スプレーと虫から身を護るマントを身に纏い、立教大学へ駆けつける。そこには報告の通り大量の虫が幾つかの群れを形成して飛び回っていた。勇ましく虫の群れへと殺虫スプレーを振りまきながら突っ込んでいく。あたり一面に散らばら死骸、一体この虫はなんであろうと確認すれば

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バタフリーであった。

ポケモンたちはバタフリーを大量殺戮された事に憤怒し立ち上がり、カメックスフシギバナは何故か海で飛び跳ね津波を起こし全てを呑み込もうとしている。私の殺虫スプレーをキッカケとして今まさに、ポケモン大戦争が始まった。という夢を見ていたらバイトに出かける時間を10分過ぎていた。時刻は16:10分…昼寝をし過ぎた。普段は16:00に家を出るのに完璧に遅刻コースであった。しかし追い詰められた私は強い!無心でシャワーを浴びてラフな服装に着替え荷物を詰め込み家を飛び出した!

駅まで全力疾走である。こう見えて私は脚が速かった。長距離走は高校で1番だったのである。継続は力なりと云う言葉に励まされ頑張って自主的に走りつづけ、その結果無限の体力を手にしたのであったが、今現在も継続などしているわけがなく、私はすぐにバテたが頑張って歩みを続けた。こんな私から世の学生に言ってやりたいことがある!いくら今頑張ろうが、君のその体力や肉体は長い人生において一過性のものでしかない!それならば知識や教養を身に付けるか女の子と遊んでいた方が余程有意義であると!

夕方起床後間も無くの猛ダッシュ、朝から何も口にしていない。貧血で倒れたいと思ったがそうタイミングよく体調は不良を訴え無い。私はなんとかバイトに間に合う電車へと乗り継いだ。電車の中で母親に「アイスコーヒーと牛乳、明朝のおかずを買っておいて」と頼まれていた事を思い出し、400字オーバーの謝罪メールを送信しておいた。私の真心は伝わり許しを得ることができた!何よりである。私の母親を敵に回すと厄介だ!私の母親の前世はきっと名将の刀である。彼女から発せられる抜き身の刀のような鋭い毒は、私の姉を家出に追い込んだ程だ。

まったくポケモンのせいで酷い目にあった。危うくポケモンを嫌いになりかけたが、やはり悪いのはポケモンよりも自分な気がするのでもう少しポケモンの事を好きで居てあげようかな。ゲノセクトの映画みたいなー