僕はまんちん

モラトリアム期間満喫中。大学三回生

蕎麦と私と30歳フリーター

昨晩は体内で分解することのできなかったアルコールをパージしながら進むことで、家へとなんとか辿り着くことができた。

私は酒に飲まれる自分がたまらなく悔しく、酔う度に自身を叱責してきた。その中で身につけた奥義が、このセルフパージである。これは両手の指を喉の奥へいく度となく突っ込むことで…汚い話なので省略しよう。

私は口を開けばお酒とカフェと服の話しかしない大学生のように、酔うことをステータスだとは決して思わない!酒に負けるなど情けないことだ。武士ならば死してしかるべき程の問題だ!


話は今朝へと移ります。
大酒した次の日というものは、無性に蕎麦が食べたくなるのが私の常である。いつの間にか身体に染み込んでいた習慣で、今朝も母親にお願いをして温かい蕎麦を調理してもらった。

私が蕎麦を食べるようになったルーツは30歳フリーター身長154cmのS田さんにある。
彼は年甲斐もなく人生を謳歌しているわりには遊び方を余り知らないこともあり、終電を逃す度にカラオケへ行き夜を明かすということを月に数回はしている。
彼の阿呆みたいなオールナイトに付き合わされた被害者は数しれず、それを経験したものは
「またS田さんと遊びたいです」という者
「もう二度とあの人とは行かない」と言う者
極端な二極化をする。比率は1:9くらいで二度と参加したくないと主張する人間が多い。

そんなS田さんはカラオケで歌い明かすと必ず
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という蕎麦やを腹にかきこんで帰るのだ。私もそれに付き合ううちに、酔った次の朝は蕎麦を食すというのが身体に染み渡っていたらしい。

ちなみにこの富士そば、年末年始の年越し蕎麦を食べに行こうとすると休業だったという苦い思い出もあるが、なんにせよ良心的なプライスかつ美味しく素晴らしいチェーン店だ。